量質転化の法則

大人になって始めた趣味が10年続いています。元々やりたかったもので教室を探して早何年でようやく出会えた教室です。

始めの数年はへっぴり腰とタコ踊りでできるようになるのか心配でした。

しかし何年かたつうちにこの習い事の重要な要素であるスッと立つ、立ち方が変わってきたこと、また発勁の動作がわかってきたこと、腰が落ちてきたことなどなど、

初めの数年は全くダメだったものが練習の量を積み重ねて行くうち先生も自分もカタチが整ってきたことを認めるようになりました。

10年程経ちましたがこの世界においてはようやく一歩を踏み出したレベルです。週1、2回の練習量ですからこんな進歩の仕方でも上出来。と自画自賛してみたり。

ここまで続けてもまだまだ先がある、先輩がいる、先生がいる、初代の先生は鬼籍に入られてしまいましたがその弟子の先生も30年40年もの研鑽を積み重ねている、みんな量質転化の法則で進化してきたんです。

鍛錬を続けているうちにあれっ、できた、とか自然とできるようになっていたりなど。

付け焼き刃ではすぐ見透かされてしまいますが本物がここにあると思っています。