今日は山の日という山にへめったに行くことのない私のような人々も休日の恩恵を賜りごっつぁんです、なんて思いでぷらぷらと図書館への本を返却に向かっておりましたら区内の防災無線が流れてきまして、
光化学スモッグ注意報が発令されました!!屋内に引っ込みましょう!!
みたいな内容の放送でした。
光化学スモッグのことなんぞ小学校のとき習ってそのまま忘却の彼方へ飛んでいってしまった言葉と思っていましたが今でもあることに驚き。
1年位前のこと家からパッと飛び出したら目がチカチカチカ(+_+)ってなって何だこのショボショボ目??原因が分からず目をこすっていたら直ったのでそのまま忘れていましたがまさに光化学スモッグの症状ですね。
大事に至らなかったのでそのときは何とも思っていませんでしたが重症だったらどうなってしまうんだろう。
光化学スモッグ注意報について
光化学スモッグとは、気温が高く日差しが強い、夏場の風の弱い日に、光化学オキシダントが空気中に停滞しやすくなり、スモッグ状になったものを言います。
光化学スモッグ注意報は光化学オキシダント濃度が0.12ppm以上になり、気象条件からみてその状態が続くと認められるときに発令されます。
注意報が発令された場合、防災無線による放送、区公式SNSでの配信、区主要施設での掲示幕の掲示でお知らせをしています。
例年、5月から9月は特に光化学スモッグが発生しやすくなります。気温が高く、風がなく、日差しが強い日には特に注意が必要です。
光化学スモッグ注意報は日没を迎えたときに解除されますが、日没前に解除された場合は防災無線による放送でお知らせしています。
光化学オキシダント(Ox)とは
太陽からの紫外線を受けて自動車や工場から排出された窒素酸化物が光化学反応を起こし、オゾンを主とする酸化性物質となったものを光化学オキシダントといいます。光化学スモッグの原因物質です。
光化学スモッグの主な被害としては、目やのどへの刺激があり、目がチカチカする、のどが痛いなどの症状が出ることがあります。このようなときは次のことを心がけましょう。
光化学スモッグの被害にあったら
- 屋外になるべく出ない。
- 屋外での運動を控える。
- 目や喉に刺激を感じたら、洗眼・うがいをする。
症状が良くならないときは、医師の診察を受け最寄の保健センターへご連絡ください。
人体に対する影響
症状
光化学オキシダントの諸成分によって、目や喉、皮膚などに刺激症状が引き起こされる。これらの症状を光化学スモッグ障害と呼ぶ。主な症状は以下の通り。
オゾン層が有害な紫外線から地球を守っている事などから「オゾンは体に良い」という誤解があるが、オゾンが強い酸化力を持つ点を利用して殺菌・消毒に用いられることからもわかるように、生物にとっては毒にも薬にもなりえる。
予防
光化学スモッグ注意報や警報が発令された場合、また症状を感じた場合は、窓やカーテンを閉め外出を控えること、運動を行っている場合は中止して屋内に入ることが対策となる。
特に、気管支喘息の罹患者や既往者、乳幼児、高齢者、病弱な方は、健康な成人よりも影響を受けやすい可能性があり、注意を要する。
有害なガス成分は市販のマスクなどでは除去しにくい。注意報などが発令された時に洗濯物を干していた場合、夕方までそのまま干し続けるのがよい。
対処
目や喉、皮膚などに光化学スモッグ障害の症状が現れた場合、軽症であれば、洗眼やうがいをしたり、皮膚を洗い流したりすることで対処可能。洗浄後、清浄な空気の室内で安静にしていれば概ね症状は消失する。
息苦しさを感じるときや洗顔・うがいをしても症状が良くならないときなど、中等症以上の場合は内科を受診することが推奨される。重症の場合には、酸素吸入を行うこともある。
なお、東京都など自治体によっては、こうした公害による健康被害の医療費(入院した場合)を助成している場合もある。詳しくは医療機関等に尋ねる必要がある。
また、保健所や都道府県は被害状況の調査を行っており、症状を感じた場合は保健所や自治体の環境担当部署に連絡することが勧められている。
以上、区のホームページとwikiから転載。
医者に行っても原因不明で診断されそうな症状なので真夏で気温が高く無風の時にこんな症状があれば光化学スモッグの疑いを持ってみましょう。熱中症と併せて注意していきましょう。